セキララ!断乳実行記!ほたるは、完全母乳で育ったせいか、おっぱいがとても大好きでヒマさえあると「のんのー。(授乳のこと)」と寄ってきて、 シャツをめくりあげては、おっぱいを飲んでいました。 私もおっぱいを飲むときのほたるの幸せそうな顔が かわいくてかわいくて、出来れば卒乳をしたい・・・そう考えていました。 実際、WHOでは、2歳過ぎまで母乳を飲ませることを推奨しているそうです。 でも、結局、私は1歳5ヶ月で断乳に踏み切ることになります。 もともと、ほたるが1歳3ヶ月くらいのときからなんとなく断乳を考え始めました。 主な理由としては、 ・ほたるがあまりにも食が細い。 ・私の体力が続かない。 この2点です。 ほたるは本当におっぱいが好きな子だったので、断乳する前の日まで1日に7~8回、夜中も3回ほどのペースでおっぱいを飲んでいました。 夜中に3回も飲むということは、1度にまとめて寝れる時間がせいぜい3時間。 そんな生活が、妊婦後期のおなかがつっかえて眠れない時期をあわせると 2年近くになっており、私は万年寝不足状態。 細切れ睡眠に体が慣れてきていたとはいえ、 毎日育児でへとへとになっている私にとって、 体力的に限界が近づいてきていました。 特に疲れた時の授乳は、自分のエネルギーが母乳になってほたるに吸い取られていくのが わかるようで、体がよじれるほどつらいものだったのです。 さらに、ほたるは食事もめんどくさくなると、おっぱいで済まそうとするために、 どんなに手が込んだ離乳食を作っても、ほとんど食べてくれない事もあり、 (手が込んだのを作ったときほど食べなかったりして) 食事のたびに、しかりつけるという、私としてもほたるとしても あまりいい精神状態ではない時がたびたびあり、 だんだん「断乳かな・・・」 という心境になったのです。 でも、先ほども書いたとおり、ほたるがおっぱいを飲む時の 幸せそうな顔を見るのが大好きでしたし、 ほたるほどおっぱいが好きな子が断乳をするとなると 石のような固い決意と、エネルギーが必要でしょう。 果たして、断乳を決行するくらいの決意が 今の私にあるの? 本当にこの幸せそうな顔を見れなくなってもいいの? いろいろな考えが堂々巡りにめぐってきて なかなか断乳を決意することが出来ませんでした。 |